骨格調整ビーイングブログ

本日も消防時代の印象に残った話しから。

もう、１０数年も前の話しで話しであるが、ある日の夕刻、自宅出産を試みたがなかなか出産にこぎ着けず、立会いの助産婦さんから救急車出場の依頼があった。(oT-T)/）ココデース！

お産は救急出場の中で一番緊張する奴だ。何故ならいっぺんに二人の命が掛かっているので相当覚悟して当たらなければならないのである(ﾟ-ﾟ*;)シンパイ(;*ﾟ-ﾟ)。

今回はベテランの先輩隊員二人に助産婦さんも付いているので少しは安心。現場に着くと、１１９番通報した時よりは進捗していて、すでに頭が出かかっていたので、助産婦さんと相談して自宅で出産させることと相成った。

壁にもたれ座った状態での出産体制。興味津々ではあったが、家が狭いので隊長だけを現場に立ち合わせ、先輩隊員と僕は外で待機。

待つこと１時間、隣近所の人達は何事が起きたのかと続々と集まってワイワイガヤガヤ。事情を説明するとほとんどの人達は自宅へと帰って行ったが、４・５人は心配そうに玄関を覗き込んでいる。。(ﾟﾟ;)(｡｡;))((;ﾟﾟ)(;｡｡) ｿﾜｿﾜ

やがて、オギャーオギャーの産声とともに、当家のご主人が興奮して外に飛び出してきた。「女の子です！女の子が生まれました～！　さぁさ～皆さん中へどうぞ、どうぞ！　皆さんで祝福してやってください！！」ヽ(^◇^*)/ ﾜｰｲ:*.;".*・;・^;・:＼(*^▽^*)/:・;^・;・*.";.*: ﾜｰｲ♪・・

僕ら二人のあとに隣近所の皆さんもぞろぞろと中へ・・・・・入っていった全員の顔が・・・えっ！w|;ﾟﾛﾟ|w ﾇｫｵｵｵｵ!!・・・オイオイ！　赤ちゃんとお母さんはまだヘソの緒でしっかり繋いでいるではありませんか。

お母さんはヒィーヒィーハァーハァーでまだ開脚状態で目のやり場に困るような有様！　そのような状況の中で、新しくお父さんになったご主人だけが大興奮し有頂天になっていた。Σ(＾∇＾；)えええええ～ビックリしたなぁもう！！

人間どんなときでも冷静さを失ってはいけないということをしっかり学んだ出来事のひとつだった。

数年後、あるデパートの子供服売り場でバッタリ出会ったが、先方は僕のことなどすっかり忘れていたが、僕の脳裏にはしっかりとお母さんのあの姿がこびりついていて、おもわず「僕はあの時の救急隊員ですよ～！」と言いたくなったがやめた。

健やかに成長した女の子に喜びの拍手を送りながらも、あのときの現場が鮮明に蘇えり、思わず笑ってしまった僕だった。(ﾟｍﾟ*)ﾌﾟｯ・・　・・Σ(＾∇＾；)ビックリシタモンネ～！！

皆さ～ん！お客さんはお産がすべて終わってから家の中に案内しましょうねぇ～！・・・・・・チガウだろ（笑）