2011年08月25日

回帰④

昨日の続きから、

しばらくすると、救急の現場行くと、門を入ると同時に患者が重症なのか軽症なのかが、何となくわかるようになり、シカーグヮー(臆病者)の僕にはけっこう役に立った。重症の場合は前もって気合を入れてから、事象にあたれるようになったからである。

ある時、親しくしていた女性の子供が熱性痙攣を起こし、救急車で病院へ搬送途中、突然ひらめいた事があって、おもわず彼女に聞いてしまった。小声で「ねえ、もしかして夕べさぁ、夫婦喧嘩しなかった?」「えっ、なんで??」Σ(゚д゚;) エッ!? どうやら図星のようです。

直感で、夫婦間の軋轢が原因となり、子供が病気になることによって、そのマイナスエネルギーを帳消ししているような気がしたからである。

その後、熱性痙攣の子供を搬送するときに気をつけて観察してみると、ほとんどの場合、父親が同乗し病院まで行くようなことはほとんど無かった。子供のトラブル・事故・病気の原因に家庭内、特に夫婦間の軋轢が大きく絡んでいることが何となく分かってきた。

男の子が右半身を怪我した場合、たいていの原因は母親にあり、女の子が左半身を怪我した場合は父親に原因があることが多かったのには、今もって不思議に思う(理由はよくわからない、ただ事象を観察追求した結果である)。誰かこの件について説明できる人はいないかなぁ?・・・・・・。

話しは若干横道に逸れてしまったので軌道修正。

とにかく、日常の生活感覚がこれまでとどうも違う(・vv・) ハニャ??? 自分の中に出てくる変な能力に有頂天になりつつある反面、心の内側から「その能力の使用待った!」の声も聞こえてきた。自分の中で大きな葛藤が生まれ、数年間苦しみぬいた。;;;;(;・・)ゞウーン

若い頃から「私とは誰か?私は何のために存在しているのか?」が知りたいのであり、けっして超能力を手に入れて、ひとかどの人間として認められ、世間からの羨望を集めることではなかった。ましてや新興宗教に溺れたり、何かにしがみついて生きようなんて思いもしなかったからである。

人と違った能力を手に入れると、それが必ず執着を生み、本来の自分を見失ってしまうことが本能のどこかで分かっていたので、それが葛藤を生んでいたのである。

従姉妹は前回の事件以前から僕にかなり色々な面で、この新しい能力に頼るようになってきていたので、事件後その傾向はさらに深まっていった。それはうれしい反面、ものすごい重荷でもある。ある晩、子供が熱が出ているということで呼び出されてしまった。時計は午前2時を回っていたのに・・・・。┐(´(エ)`)┌クマッタネ

すべては自分が蒔いた種、彼らに罪があるわけではない。自分の有頂天さが彼らにとって麻薬になりつつあることが分かってきた。

苦しみや葛藤は自分の作りだした執着からスタートしている。ならば執着を手放せば?そんなことに気づくのに数年もかかってしまったのである。

変な能力は手に入れることができたのだから、封印することもできるはず!自分という人間性が大きくなり、無執着に生きられるようになるまで封印することを決心した。大城薫37歳・・・・・つづく。

本日も長文をお読みいただきありがとうございました。
<(_ _*)> アリガトォ   O(-人-)O アリガタヤ・・



Posted by 骨格調整ビーイング at 10:28│Comments(4)
この記事へのコメント
最近の話は、君がインドに行った頃の話なのですか?あの頃から少しずつ変化、変かあ?していったような記憶がする。
Posted by ガララ at 2011年08月25日 16:12
子どものころは別として、大人になってからもそういうことがあるというのは、少ないように思うな。

マジシャンのMr.マリックも、幼いころ、そういう感?の働く人だったらしい。しかし、そういう感は不定期にしか働かないので、いつでも人を驚かせ感動させることのできるマジックの道に進むことになったと、彼の本に書かれていたな。

また、C.M.ブリストルの「信念の魔術」にも、そういうことが書かれていて、高1のころ読んでだいぶ得したことがあったけど、今は、あのころのような効用がないので、不思議に思っている。

もう一度心の汚れでも取り払ったら、又効果が出るのかな、、、。うむ、もう一度やってみることにしよう。

C.M.ブリストルの「信念の魔術」については、ガロアにリンクさせておきました。関心のある方はご覧ください。私が40年前に読んだ本ですが、改訂版はまだ売られているようです。
Posted by ガロア at 2011年08月25日 21:00
こんばんは
骨格調整ビーイングさんはインドに行った後に目覚めた?のですか?
その素晴らしい能力がこれから益々アップしそうですね。

ところで、『信念の魔術』私も昔読みましたよ。今、本棚から取り出して見ています。
私は普通、本を買ったらその日付と自分の名前を最後のページに書いていますが、この本は 印鑑だけで日付が分かりません
赤い鉛筆で記した部分がたくさんありました(笑)
『思いは同類のものを創造する』
『思いは物体て互いに関連する』
『思いは、その指向されたものを引きつける』


最近はこういう傾向

と スピリチュアルが
繋がっているように感じています
Posted by ルミ at 2011年08月26日 00:58
コメントをいただいた皆さんありがとうございます!
確かに僕は、インドに行ってから大きく変わっていったような気がする。
それまでも、ちょこちょこと精神世界に関わりつつあったのですが・・・・。
人間のマインドの奥に潜む欲望という名の魔物との闘いはけっこう大変なものがありました。
今でもたくさんの魔物が住んでいますが、それに振り回されることは減ってきたように思われます。
表向きは、まったくの酒飲みでスケベオヤジのまんまで、なんの変化もありませんが・・・・・(笑)
Posted by 骨格調整ビーイング骨格調整ビーイング at 2011年08月26日 09:32
 
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プロフィール
骨格調整ビーイング
骨格調整ビーイング
元消防官、娘のパニック障害・うつ病がきっかけで骨動かし屋に転職。
不思議世界大好き人間、人読んで「歌う骨格調整士」。「ビーイング」とは「存在」という意味である。